感染症対策委員による研修会(勉強会)が開かれました。
11月~3月頃の冬の時期は、インフルエンザ・コロナウイルスだけでなくノロウイルス感染も流行する時期です。
今回はご利用者様に嘔吐があったら、もしノロウイルスだったら…という想定で、嘔吐物処理の方法を勉強しました。

吐物はお粥に色をつけたものを使用。
嘔吐の勢いや高さによって、2メートル先まで飛び跳ねている可能性があるようです。
処理の際は、きちんとガウンを身に着け、自身が感染しないような対策を講じて実施します。
また、テーブルやいす、その他の場所も入念に拭き取ります。

使用する消毒液は、次亜塩素酸ナトリウム水溶液0.1%のもの。
ろうけん戸田では自動で生成される機器を使用しているため、その場その場で作って使います。
(作り置きは効力がなくなるためNG!)
具体的な対応は、実施する機会がないと知識や経験が薄れていってしまうため、今後も定期的な研修を行っていきます。
大切なのは、普段からの予防。ノロウイルスはアルコール消毒が効きません。
手洗い、うがいの徹底が一番大切です!
ブログを覗いてくださる皆さまも、感染症に注意してお過ごしください。